Volvo Dig AssistとTopconの連携により、造成工事をより迅速かつ容易に
Volvoは、マシンコントロール/マシンガイダンスシステムであるDig Assistにより、その課題解決をサポートしています。 Dig Assistは、スマートタブレット「Volvo Co-Pilot」を通じて直感的な操作性を提供し、スタンドアロンシステムとして使用することも、Topconなどの業界トップクラスのシステムとプラグアンドプレイで連携させることも可能です。
その好例が、ペンシルベニア州ピッツバーグ地域最大手クラスの商業・住宅造成業者であるKozik Brothers, Inc.です。同社は保有するVolvoショベルのフリートにいち早くDig Assistを導入し、Topcon 3DMCシステムと統合して活用しています。
「Dig Assistは、EC220EからEC550Eまでのすべての中型・大型Volvoショベルに標準装備されているマシンコントロール/マシンガイダンスシステムです。すべてのセンサーとハードウェアはVolvoの工場で取り付けられています」とVolvoのプロダクトマネージャー、Jenny Olsenは述べています。「工場出荷時のオプションまたはアフターマーケット製品として、Topconなどの3D GPSシステムへアップグレードすることも可能です。4つの主要なGPS衛星コンステレーションに対応しており、極めて高い精度を実現します」
Kozik社の平均的なプロジェクト規模は50~70エーカーで、複数のフェーズに分かれており、各フェーズで40~60区画の住宅用地が完成します。同社は現場に最初に乗り込み、掘削を行い、下水道、上水道、ガス、電気配線、雨水管理用排水管を敷設します。
「下請業者が道路を舗装し、ディベロッパーが区画を販売できるように造成を完了させるため、プロジェクトのスケジュールは非常にタイトです」とKozik Brothersの地下埋設物設置フォアマン、Anthony Ferderbar氏は語ります。
Kozik社は、外部のTopcon基地局や無線機とともに、自社の重機にTopconソフトウェアを導入しています。オペレーターは別の機械に移動してもリアルタイムでプロジェクトの標高や施工ラインにアクセスでき、他の建設機械がどこで作業しているかを把握することができます。
目指したのは、オペレーターにとってシンプルで使い慣れた環境を維持することです。2台のEC380Eショベルでは、「Volvo Co-Pilot」と呼ばれるAndroidタブレットが1つの画面にTopconとDig Assistのアプリを集約し、オペレーターがプログラムをすばやく切り替えられるようにしています。
「Topconを搭載したブルドーザーの運転経験は豊富でしたが、Volvo Co-Pilotを搭載した油圧ショベルに乗り換えたときも、いつも通りの作業に戻るだけでした。基本的には同じインターフェースだからです」とオペレーター兼フォアマンのBob Woods氏は述べています。
TopconのOEMビジネス開発リーダーであるAnder Foor氏は次のように付け加えます。「この油圧ショベルは、他のTopcon接続マシンと同様に稼働できます。オペレーターが使い慣れているソフトウェアだからです。私たちはGPS技術を広く普及させています。道路や宅地を造成する商業・住宅用地開発業者から、基礎掘削を行う中小規模の建設業者まで幅広く活用していただけます」
Dig Assist は3つのパッケージレベルで提供されています。Dig Assist Startは、現場の敷き均しや法面整地機能を提供します。In-Field Designは、GNSSおよびRTKナビゲーション技術を使用してトレンチ掘削などの作業でインチ単位の精度を実現します。3Dバージョンでは、Topconをはじめとする業界トップクラスのソリューションサプライヤーと連携できます。土木設計図面などの外部ソースから設計プロファイルをインポートすることが可能です。お客様はさらに、半自律型システムであるVolvo Active Controlを追加することもできます。Volvo Active Controlは電子油圧制御と機械のコンピューターを使用して過剰な掘削を防ぎ、バケットを自動的に設計勾配に合わせて維持します。
Bob氏は、住宅用地下ライフラインの接続ポイントである引き込み管の施工時にTopconを使用しています。
また、自然な灌漑を促すために環境と調和した浅い導水路である排水スウェイルを造成する際には、Dig Assistに切り替えています。「3Dモデルの多くにはスウェイルの勾配が表示されないため、Dig Assistを使えば勾配のパーセンテージを直接設定できます。迅速かつ正確で、手戻り作業が発生することもありません」とBob氏は話します。
このシステムでは、各バケットのパラメータ(容量、タイプ、寸法)を「レシピ」として保存し、オペレーターが簡単に選択できるため、バケットの交換も非常にスムーズです。「配管作業チームは、幅や深さ、ロックティースなど仕様が異なる最大15個ものバケットを使い分けています」とBob氏は言います。「それぞれがDig Assistに登録されているため、バケットを交換した際に再計算する必要がなく、推測に頼るようなこともありません。必要な情報はすべて揃っています」
開発のあらゆる段階において、ユーザーエクスペリエンスが最優先されました。Volvo Co-Pilotのディスプレイは高コントラストで数字が大きく、スマートフォンやタブレットのようにピンチ操作でズームできる鮮やかなカラー表示を備えています。オペレーターは目の疲れを感じることなく、前方の作業から注意を逸らすこともなく、必要な情報を画面から素早く把握できます。オペレーターがキャブという「オフィス」で1日8時間を過ごすことを考えれば、この使いやすさは大いに評価されています。
Kozik社の担当Volvoディーラーは、ピッツバーグのRudd Equipmentです。10年以上にわたり同社のチームと協力してきたTom Airgood氏が、Dig Assistを提案しました。「Kozik社は62台以上の重機を保有しており、その半分がVolvo製です。彼らは当社の製品、ソリューション、サポートに絶大な信頼を寄せています。Dig Assistにより迅速かつ効率的に作業を進められるようになり、市場でのトップレベルの競争力を維持しています」と同氏は語りました。