マシンコントロールが変革する、バーモント州の請負業者の造成工事
その経験を活かし、1995年に自身のコンクリート事業を立ち上げ、Harold’s Concrete Constructionはバーモント州北部およびニューハンプシャー州をカバーするまでに成長しました。やがてハロルド氏は掘削や浄化槽の工事も業務範囲に加え、住宅建設における敷地造成の全工程に対応できるようになりました。
「2019年にWood’s CRWから最初のVolvo油圧ショベルを購入しました」とハロルド氏は振り返ります。「知人から12,000〜13,000時間は稼働できると聞き、それがVolvoを購入する決め手になりました」
現在、同社は約10名の従業員を抱え、保有する機械にはいずれも中型クローラ油圧ショベルであるEC140、EC200、EC220が含まれています。しかし、これらの油圧ショベルに搭載された秘密兵器とは何でしょうか。それはVolvo CEのマシンコントロールシステムDig Assistです。
「2023年のCONEXPOに参加していたとき、偶然Volvoのスタッフのそばを通りかかりました」とハロルド氏は、Volvo CEのアシストシステム担当プロダクトマネージャーであるMatthew McLean氏との出会いを振り返ります。
「展示されていた技術について尋ねたところ、概要を教えてくれました。それ以降、会期中は毎日マシュー氏のところへ通い、そのたびにDig Assistについてさらに詳しく教えてもらいました。名刺をもらい、その後も連絡を取り合いました」
マシュー氏は、ハロルド氏が業務に精通しており、よりスマートかつ迅速に作業を進める方法を模索していることがすぐに分かったと語ります。
「オーナー兼オペレーターである彼は、人材確保がいかに難しいかを理解しており、予算を抑えながら作業を迅速化できる技術を探していました」とマシュー氏は述べています。
ハロルド氏の地元のVolvo CEディーラーであるWood’s CRWのチームは、彼の油圧ショベルにDig Assistを導入するために全力を尽くし、こうしてハロルド氏は掘削作業をスタートさせました。
導入の決め手となったDig Assistの機能がIn-Field Designです。この機能は、ナビゲーション技術と画面上のわかりやすい指示を活用して紙の図面をデジタルモデルに変換し、オペレーターをガイドします。
「このシステムはまさに画期的でした」とハロルド氏は言います。「丁張りを設置したり、巻き尺で測ったり、直角を確認したりすることなく、5分もかからずにレイアウトのポイントを設定して土砂の掘削を開始できます。すべての角や壁の位置が正確に把握でき、その精度は親指の爪の幅以内に収まります」
迅速かつ高精度なセットアップと画面上でのリアルタイム追跡により、油圧ショベルの周囲に人員を配置する必要がなくなり、現場の安全性向上とコスト削減につながります。さらに、デジタルレイアウトは保存、共有、再利用が可能なため、将来の同様のプロジェクトでさらに時間を節約できます。

投資に見合う価値
ハロルド氏は、Dig Assistの操作習得にかかった約1週間という期間は、作業員を一から育てるのに何年もかかることと比較すれば、十分に投資する価値があったと語ります。
「何も難しく考える必要はありません」と彼は言います。「ミスをしても簡単にやり直せます」
ハロルド氏の試算では、人件費の削減によって、油圧ショベルへのDig Assist導入費用は約4か月で回収できたといいます。この計算をする際、彼が思い浮かべる特定の現場があります。
「昨年施工した基礎のように16箇所の角がある現場では、手作業で直角を出して位置決めを行うと3時間以上かかっていたはずです」と彼は言います。「それが、機械にレイアウトを入力するだけで12〜13分で完了しました」
また、敷地の位置決めの経験が浅いオペレーターであっても、ハロルド氏がデータを事前に入力しておけば、機械のガイダンスによって一日中正確な作業を維持させることができるといいます。
マシュー氏は、ハロルド氏がDig Assist導入当初に行ったテスト結果は、マシンコントロール業界全般で見られる傾向と一致していると話します。
「ガイダンスシステムは、初めから適切な勾配で掘削できるようにサポートすることで、作業時間を最大35%削減できます」と彼は述べています。「さらに自動化機能を使用すれば、45〜50%の時間短縮効果が得られる傾向があります」

強固な基盤が成功の鍵
ハロルド氏はDig Assistが自社の事業にもたらした成果を高く評価しており、油圧ショベル自体の性能やWood’s CRWとのパートナーシップも事業拡大に向けた賢明な判断であったと強調しています。
「あのEC220油圧ショベルは約1,000時間稼働していますが、故障で止まったことは一度もありません」と彼は語ります。「Wood’sのアフターサービスに対する評判が極めて高いことも知っています。彼らはダウンタイムの重大さを理解しており、フィールドエンジニアの派遣など、迅速な復旧に必要なあらゆる対応を行ってくれます。彼らからは素晴らしいサポートを受けています」
マシュー氏との関係についてはどうでしょうか。
「今でも頻繁に連絡を取り合っています」とハロルド氏は語ります。「他のDig Assist担当者ともやり取りをしていますが、数日や数週間ではなく、数時間という非常に迅速な対応をしてくれます。極めて良好な関係が続いています」
Volvo Dig Assistの導入から2年が経過した今も、ハロルド氏はそのメリットを絶賛し続けています。30年以上の経験を持つ同氏の言葉は、他の施工業者にとっても大いに参考になるはずです。
「このテクノロジーへの投資は、生産性の向上、高精度な施工、そして手戻りゼロへの投資を意味します。それこそがこの業界で最も重要なことです」と彼は言います。「時は金なりと言いますが、Volvoには利益をもたらすシステムがあります。本当に素晴らしいシステムです」