左から、喜多機械産業の喜多社長と株式会社G.TRESの蒲生社長
重機レンタル・サービス・販売のリーディングカンパニーである喜多機械産業㈱はボルボ建機の電動ミニショベル“ECR25 Electric“をレンタル機械として導入することで、カーボンニュートラルな未来に向けた重要な一歩を踏み出しました。この取組みは、建設現場の環境負荷を大幅に低減するものであり、日本の建設業界全体において『持続可能な建設現場』の実現に向けた革新的なモデルケースとなるでしょう。
電動建機の導入を促進するため、喜多機械産業は日本全国でECR25 Electricのレンタル事業を展開しています。ボルボ・ディーラーのパートナーである(株)G.TRESと連携し、地域ごとのレンタルや現場でのサポートサービスを確立することで、建設業者や自治体にとって電動建設機械がより身近な存在になることを目指しています。
ECR25 Electricは、自治体、建設業者、レンタル業者にとって、ゼロエミッション機を簡単、かつコスト効率よく利用することができます。
喜多機械産業 喜多社長のコメント:
「購入ではなく“レンタル”という選択肢があることで、初期費用を抑えられるだけでなく、メンテナンスに対する不安も軽減されます。これにより、電動ショベルを気軽に試すことが可能となり、業界全体における普及促進につながると考えています。」
ボルボ建機のECR25 Electricで脱炭素化を加速
ECR25 Electricはボルボ建機のフラッグシップとなるミニショベルです。性能を犠牲にすることなく、より持続可能な作業をサポートするために設計されたこのミニショベルは、ディーゼルエンジンと同等の能力を発揮しながら、環境面および作業面において大きなメリットをもたらします。パワフルな電気モーターと長寿命バッテリーによって駆動され、フル充電で最大4時間の連続作業が可能です。これは、一般的な日常作業に十分な稼働時間です。充電方法もシンプルかつ柔軟で、標準的な夜間充電に加え、1時間以内にバッテリーを80%まで充電できる急速充電オプションも用意されています。
ECR25 Electricの主な特徴は以下の通り:
ボルボ建機のECR25 Electric ショベル
建設機械の未来像
ボルボ建機のECR25 Electricショベルを日本で最初に採用した企業の1つとして、喜多機械産業は環境イノベーションのリーダーとしての地位を確立しています。同社は今後、ボルボ建機の電動機を追加導入することで、業界の二酸化炭素排出量削減に貢献する幅広いレンタルオプションを提供することを目指しています。
ボルボ建機 Japan Head of Market東海林 勇のコメント:
「日本では、都市化の進展、環境規制の強化、気候変動問題への取り組みにより、よりクリーンな建設ソリューションへの需要が高まっています。喜多機械産業が弊社のECR25 Electricをレンタル展開することは、先進的な企業がより持続可能で効率的な業界を形成する上で、いかに先導的な役割を果たすことができるかを示す明確な例です。"