Volvo CE、スウェーデン最大の化石燃料フリー現場でパートナーシップを締結
- Volvo Construction Equipment(Volvo CE)は、ストックホルム市、建設会社のSkanska、Volvo CEディーラーのSwecon、その他志を同じくするパートナー各社と協力し、ストックホルムの食肉解体場地区(Slakteriområdet)における先駆的な都市再開発に取り組んでいます。
- Volvo CEの新型23トンバッテリー駆動電気式掘削機EC230 Electricは、3,000戸の住宅と14,000人分の就業スペースを備えた街区の建設において重要な役割を果たし、温室効果ガス排出量を極限まで抑えた建設作業の実現に貢献します。
- スウェーデン最大の化石燃料不使用の現場として、約2,012トンのCO2排出量削減が見込まれており、これはトラック35台が1日約8時間走行した場合の排出量に相当します。
スウェーデンのストックホルム中心部にある100年の歴史を持つ「Slakthusområdet」地区(食肉加工地区としても知られる)は、都市再生事業の開始に伴い、イノベーションとゼロエミッション建設機械の実証の場となります。工事は2033年に完了予定で、完成時には3,000戸の新しい住宅と14,000人分の就業スペースが提供されます。
本プロジェクトでは、工事現場への搬出入輸送を含む化石燃料不使用の契約規定を設けるなど、当初から持続可能性が組み込まれています。現場で稼働する大型掘削機のうち少なくとも1台は電気式とすることが義務付けられており、これに対応できるパートナーはただ1社、Volvo CEとその業界をリードする電動建設機械のラインナップだけでした。

完成時には3,000戸の住宅と14,000人分の就業スペースが提供されます
電動化による変革
一部の市場で展開されている新型23トン掘削機EC230 Electricは、さまざまな用途ですでにその実力を実証しており、市販されている数少ない中型電動建設機械の1つです。来年初めには、プロジェクトの初期段階において75,000トンの岩石と96,000トンの土砂の掘削(推定作業時間2,700時間)を支援するため、Volvo CEが供給する移動式ピークシェービング電源ユニットとともにストックホルムの現場に投入される予定です。
Volvo CEのエレクトロモビリティ・ソリューション・セールス担当責任者であるFredrik Tjernströmは、次のように述べています。「パートナーシップこそが、エミッションフリー現場への歩みを加速させる手段です。当社には、排気ガスの完全ゼロ化、優れた静粛性、快適な操作性といった電動機械のメリットをすべて提供するEC230 Electricのような、パワフルで信頼性の高いソリューションがあります。しかし、より良い世界を築くという私たちの使命に共感してくださるSkanskaやストックホルム市のようなパートナーと協力してこそ、業界の変革を真に包括的な形で推進できるのです」
SkanskaのプロジェクトマネージャーであるLisa Kroon氏は次のように語っています。「これは化石燃料を使用しない請負契約に関する都市環境でのスウェーデン最大の実証実験であり、35,000機械稼働時間近くを化石燃料不使用へと転換します。私たちは建築基準に挑戦し、新たなイノベーションを見出したいと考えており、Volvo CEをはじめとするパートナーと協力してこれに取り組んでいます」
Fredrik Tjernström

Lisa Kroon氏:「協働を通じて建築基準に挑戦し、新たなイノベーションを見出すことができます」
イノベーションのための実証の場
EC230 Electricの使用から得られる知見は、生産性、コスト、拡張性などの要素に関するデータを提供し、電動ソリューションを通じて私たちが住みたい世界を築くVolvo CEの取り組みに役立つだけでなく、事業を通じて気候変動への影響を低減しようと努める他のパートナーにとっても有益なものとなります。
ストックホルム市の財務副評議員兼開発委員会委員長であるAnders Österberg氏は次のように述べています。「私たちは化石燃料を使用しない契約の推進を目指しており、調達に入札要件を設定することでそれを実現できます。大量の岩石や土砂を掘削する今回の契約では、機械稼働時間の少なくとも10%を電力で賄うことが要件の1つとなっています」

Anders Österberg氏:「私たちは化石燃料不使用契約の導入を推進したいと考えています」
Fredrikは次のように付け加えています。「ストックホルム市が化石燃料不使用契約に義務付けたような調達方式は、電動機械への移行における大きな突破口となるでしょう。EC230 Electricは、このプロジェクトで2,700時間の化石燃料不使用稼働に貢献します」
Skanskaの掘削機オペレーターであるRichard Sjöblom氏は、EC230 Electricを操作した後、特に充電の容易さや様々な用途でテストした際の機械の性能に関して、非常に好意的な評価を寄せています。同氏は次のように述べています。「このサイズクラスで電動機械かディーゼル機械かを選べるなら、ディーゼル機械に比べて多くの利点があるため、私は迷わず電動を選びます。現場に機械が搬入された当初は、一日中稼働できる性能があるのか懐疑的な人も多くいましたが、その懸念が見事に覆されたことが証明されました」

オペレーターのRichard Sjöblom氏は、今ならディーゼルよりも電動の運転を選ぶと語っています
EC230 Electricに加えて、他のすべての機械も温室効果ガス排出量を最大90%削減するバイオ燃料であるHVO(水素化処理植物油)で稼働させることが義務付けられています。
2022年11月
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Anne Bast
EU/INT販売地域 ブランド、マーケティング、コミュニケーション統括責任者
Volvo Construction Equipment
Eメール: anne.bast@volvo.com