お客様事例

米東海岸の林業会社、新型Volvoハイリフトローダーで生産性を大幅に向上

2025/10/10
ノースカロライナ州ウィルミントンで、ある家族経営の林業会社が誇りある伝統を受け継いでいます。林業のプロとして5代目が経営するIVP Forest Products社は、大量のサザンイエローパインを加工して中国へ輸出しています。同社の20名の従業員は、ウィルミントン港を経由して毎月600〜800個のコンテナを取り扱っています。

Carlo Gagliardo(Volvo Financial Services)、Carl-Heinz Pfaff(IVP Forestry Products)、Vince Bowers(Ascendum Machinery)。

「IVPは娘のIngrid Virginia Pfaffの頭文字をとったものです」とCEOのCarl-Heinz Pfaff氏は語ります。「娘と一緒にビジネスを始めて15年になりますが、私自身は40年以上にわたって林業に携わってきました」

Carl-Heinz氏が米国拠点で生産管理を行う一方、オーナーであるIngrid氏(愛称Ginny)はオーストリアから財務と輸出関連書類の管理を担当しています。2人はタイムゾーンの違いを越えて緊密に連携し、林業機械に関する欧州と米国の知識を最大限に活用しています。

「ヨーロッパからここに来たとき、他のさまざまなブランドを目にしました」とCarl-Heinz氏は振り返ります。「しかしヨーロッパではVolvoが非常に高く評価されており、私もそれをここに導入したいと考えました。私はVolvoに全幅の信頼を寄せています。この地域でVolvoのログローダーを最初に導入したのは私だと思います」

Volvo機へのこだわりをきっかけに、約10年前からVolvo Construction EquipmentのディーラーであるAscendum MachineryのVinson Bowers氏と、そして近年ではVolvo Financial Services(VFS)の地域ファイナンスマネージャーであるCarlo Gagliardo氏との強固なパートナーシップが築かれました。

「Carl-Heinz氏との関係構築は素晴らしいものであり、同社およびVFSとの連携はまさにチーム一丸となった取り組みでした」とBowers氏は話します。「IVPが他社ではなく当社の製品を選んでくださっているのは、グラップルがこの種の作業に合わせて設計されており、お客様のニーズに柔軟に対応できるからです」

大型グラップルを装着したVolvo L180H HLは、1回の「掴み」で最大20本の丸太を保持でき、オペレーターに優れた視認性を提供します。大型グラップルを装着したVolvo L180H HLは、1回の「掴み」で最大20本の丸太を保持でき、オペレーターに優れた視認性を提供します。

専門作業のための独自ソリューション

2020年半ば、IVPはVolvo L180HHLを導入しました。これはホイールローダーをベースとしながら、丸太の荷役作業専用に設計されたハイリフト機です。ヨーロッパでは一般的な機械ですが、Carl-Heinz氏はこの機械が米国でどのような成果を上げるか期待に胸を膨らませていました。

「この機械は私たちに大きなメリットをもたらしてくれます」と同氏は語ります。「オーストリアやドイツの業界関係者と常に情報交換していたため、この機械を使えば非常に迅速かつ効率的に大量の資材を移動できると確信していました。さらに高く積み上げることができるため、ヤードのスペースもより有効に活用できます」

対面でのやり取りが制限されるパンデミックの最中に機械を購入することは、異例の状況を伴います。L180HHLのように比較的珍しい機械であれば、なおさらです。この取引に関わったすべての人々にとって、コミュニケーションと信頼が極めて重要でした。

「これは特別な専用機であり、Ascendum Machineryが北米で販売した第1号機です」とGagliardo氏は述べています。「Volvo CE、VFS、Ascendumが一丸となってお客様のためにこの機械をお届けできたことは、非常に特別な瞬間です」

「このような状況下では資金の融資に慎重になりがちですが、それこそが(キャプティブ金融会社としての)VFSと一般銀行との違いです」と同氏は続けます。「私たちは好況の時も不況の時もお客様に寄り添い、ファイナンスソリューションを提供し続けます」

キャプティブ金融会社であるVFSは完全子会社であるため、景気後退期であっても一般銀行のように融資姿勢を急変させることはありません。

Ginny氏は、まさにこれこそが彼女と父親がVolvoとの協業を高く評価している理由だと語ります。

「どのような課題があっても、すべて解決することができました」と彼女は言います。「現地に信頼できるパートナーがいると思うと、安心して業務に取り組めます」

オーストリアやドイツの林業者と連携してきたオーナーのCarl Pfaff氏は、Volvo L180Hハイリフトがノースカロライナ州での事業にもたらす能力を確信していました。

オーストリアやドイツの林業者と連携してきたオーナーのCarl Pfaff氏は、Volvo L180Hハイリフトがノースカロライナ州での事業にもたらす能力を確信していました。

現場をリードする実践的なアプローチ

Bowers氏は、効率性と稼働率を重視するIVPにとって、L120ホイールローダーからL180ハイリフトへの移行は理にかなっていたと語ります。

「180を使用すれば、より多くの丸太をスタックやコンテナへはるかに迅速に積み込むことができます」と同氏は話します。「また、このグラップルなら丸太を傷つけることなく、よりスムーズに荷下ろしできます」

Carl-Heinz氏は、同社の作業がタイトなスケジュールで行われるため、高品質な機械と強固なメンテナンス体制が不可欠であると説明します。

「1隻の船で1回の予約につき30個のコンテナを扱うこともあり、過酷な環境であるため、些細なトラブルでも作業停止につながるおそれがあります」と同氏は言います。「できればすべての機械を1社で揃えたいと考えています。そうすれば、同じサービス担当者が来て、当社のスタッフや設備を熟知した上で対応してくれるからです」

L180HHLがIVPにとって賢明な選択肢となった理由はいくつかあります。その1つが、優れた安定性と9フィート11インチのロングリーチにより、最大21フィート4インチの高さまで丸太を積み上げられる点です。これにより、貯木場のスペースを節約し、生産性を向上させることができます。さらに、大型の回転式グラップルにより、従来4回の「掴み」が必要だった丸太トラックの荷下ろしがわずか2回で完了し、コンテナへの積み込みもさらに迅速に行えます。

「グラップルで3本程度しか掴めなかったのが、20本掴めるようになりました」とCarl-Heinz氏は言います。「そのため、20回掴む代わりに数回の掴みだけでコンテナへの積み込みを完了できます」

IVPにはL180のトレーニングを受けたオペレーターが数名いますが、Carl-Heinz氏自身も頻繁に操作を行っています。

「運転環境は素晴らしく、操作システムも非常に使い勝手が良いです」と同氏は語ります。「グラップルの操作に慣れるまで約1週間かかりましたが、非常に満足しています」

ヤードの過酷な走行環境に触れながら、Carl-Heinz氏は本機のスムーズな油圧システムも高く評価していると述べました。

「お客様自身がオペレーターでもあるというのは珍しいことですが、彼は必要に応じて誰の代わりでも務められるようにしたいと考えています」とBowers氏は言います。「それは素晴らしい経営手法だと思います」

両者の互いに対する敬意と感謝は港での仕事の枠を超えて広がっており、双方がこの関係を継続していくことを楽しみにしています。

「私たちは一緒に歳を重ねています」とCarl-Heinz氏は語ります。「数年後には、機械を売買する代わりに一緒に釣りに行っているかもしれませんね」

IVPの貯木場で活躍するL180HHLの様子は、こちらの動画でご覧いただけます。

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